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ジ ェ ン ダ ー ・ フ ェ ミ ニ ズ ム |
継続する植民地主義とジェンダー――
金 富子=著
日本は如何に植民地主義を創出し、再構築し、継続して行ったのか。
四六判・並製・定価2520円(本体2400円) 2011.9
女性とたばこの文化誌――ジェンダー規範と表象
舘かおる=編
ジェンダー構造分析から見る近代社会の「たばこ」の諸相。
A5判・上製・定価6090円(本体5800円) 2011.3
ジェンダーで学ぶ政治社会学入門――男女平等の未来のために social compass series
大海篤子=著
日本の政治や社会の仕組みなどを、ジェンダーの視点でわかりやすく読み解いた政治社会学入門の書。
A5判・並製・定価2310円(本体2200円) 2010.4.15
女子のための「性犯罪」講義――その現実と法律知識 social compass series
吉川真美子=著
刑事訴訟法とジェンダー論の研究者として活躍する著者が、性犯罪の種類、刑事訴訟法に定められている刑事手続きをわかりやすく解説する。被害の対象となることの多い女子たちにむけた、自らが被害者とならないための智恵と強い心を学ぶための啓蒙の書。
A5判・並製・定価1260円(本体1200円) 2010.4.15
ドメスティック・バイオレンスとジェンダー 適正手続きと被害者保護
吉川真美子=著
DV刑事手続きにおける被疑者・被告人の適正手続きの保障に反することなく被害者の安全と権利は如何に守ることができるのか。米国DV防止法・加害者逮捕政策をもとに「配偶者暴力防止法」改正を考える。
四六判・上製・定価2940円(本体2800円) 2007.07
近代日本の「手芸」とジェンダー
山崎明子=著
近代における女性の創造力と労働の国家的統治という視点から、手芸という誰もが知っており、しかも誰もが見過ごしてきた「女の手仕事」を初めて浮き彫りにした画期的な手芸論。手芸をする主婦のいる風景―それは理想の近代的家庭のイメージである―
A5判・上製・定価3990円(本体3800円) 2005.10
ジェンダーと政治参加
大海篤子=著
政治は男性の占有物ではないはずだ。しかし日本の女性の国会議員比率はたった9.3パーセントである。これはジェンダーが権力作用として働き、女性を政治から排除しているのだ。数少ない日本政治を専攻する女性政治学者が発する女性の政治参加へのメッセージ。
四六判・上製・定価2310円(本体2200円) 2005.08
植民地期朝鮮の教育とジェンダー 就学・不就学をめぐる権力関係
金富子=著
植民地期朝鮮の女性の就学・不就学の要因を「ジェンダー」を軸に「民族」「階級」の相互関連から分析。この書は、慰安婦たちの声を聞き取った著者がジェンダー史、植民地研究史の研究者として記した、画期的な博士論文である。(舘かおる筆)
A5判・上製・定価4200円(本体4000円) 2005.05
家族とジェンダー 教育と社会の構成原理
藤田英典=著
1989年より十数年間に著した家族論・ジェンダー論7本の論考を収録。20世紀第4半期以降にすすむ家族・ジェンダーに関する制度・観念・慣行の脱構築・再構築の中でひきおこされた矛盾・困難をどのように克服・解決していくのか。価値観やアイデンティティをめぐる政治的・社会的選択の問題、教育や社会の構成原理に関わる問題と向き合う。
四六判・上製・定価2730円(本体2600円) 2003.03
差異に生きる姉妹たち アメリカ女性史における人種・階級・ジェンダー
ヴィッキーL・ルイス&エレン・キャロル・デュボイス=編
和泉邦子・勝方恵子・佐々木孝弘・松本悠子=訳
アメリカ史、そして欧米フェミニズムがこれまで隠蔽してきたもの。それは少数民族女性の歴史だった。本書はその核心を、それぞれの民族の女性たちに語らせた、多文化主義及びカルチュラルスタディーズ理解のための最適書。
A5判・並製・定価3150円(本体3000円) 1997.06
トランスジェンダリズム<性別の彼岸> 性を越境する人々
松尾寿子=著
日本でもようやく真剣に検討され始めた性転換手術。性同一性障害と名づけられる性の移行は、果たして病気なのか。日本・アメリカ・オランダ・スウェーデン・フィンランドを取材し、各国の現状、当事者の声を厚く取材した迫真のルポ。
四六判・上製・定価3570円(本体3400円) 1997.04
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