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2013年1月18日(金)
ブログ・戸部だよりをリニューアルしました。
↓↓
《戸部日記》 http://seorishobo.cocolog-nifty.com/
2012年5月14日(月)
昨日の朝日新聞の書評欄で『沖縄戦、米軍占領史を学びなおす』が掲載されました。
ほか、最近の書評掲載情報を更新いたしましたので、ご覧下さい。(「書評」ページへ)
2012年2月8日(水)
最近、NHK囲碁トーナメント、清盛、運命の人、ETV特集、イ・サンを観るのが日曜日の楽しみです。2月5日(日)の夜のETV特集は、山梨県の小学校を舞台に子どもたちの「学び合う学び」の姿が映されたドキュメンタリーでした。そのワンシーンで、割り算の数式をまだ習っていない子どもたちが、72÷3の問題を解いて、その解き方を発表するという場面がありました。発表者の小さな息遣いも聞き漏らさぬというような、全身で耳を傾ける教室の空気が印象に残りました。吸い込まれそうでした。
『「学び合う学び」が生まれるとき』は、現在、重版をしております。出来次第HPでもお知らせします。どうぞよろしくお願いします。
「学び合う学び」が生まれるとき
石井順治=著
「学びあう学び」によって進行する教室の静かな革命を、ひとりひとりの子どもの学びの事実に対する細やかなまなざしと学びあう関わりを支える教師の確かな洞察によって見事に描き出す。25年間多くの学校と教室で授業に挑戦してきた著者の模索と探求が凝縮された一冊。
四六判・並製・定価1470円(本体1400円) 2004.08
2012年1月18日(水)
本年もよろしくお願いします。シンポジウムのお知らせです。
市民文化フォーラム 12・8 研究シンポジウム
「1941→2011 ―文学と戦争―」
アジア・太平洋戦争開戦から70 年。この間、私たち
は戦争をいかに記憶し、表象してきたか。満州移民、
沖縄戦、戦後責任の問題などに文学を通して向き合おう
とする若手研究者の報告を、文学者・小森陽一氏が総括
し、歴史的に位置づける。現在の問題も含め、幅広い議
論を展開する場としたい。ご参加下さい。
〈パネリスト〉
神子島 健(東京大学教員)
安 志那(東京大学大学院生)
村上陽子(東京大学大学院生)
小森陽一(東京大学教員・市民文化フォーラム共同代表)
日時:2012年1月22日(日) 14:00〜17:00
場所:日本教育会館 8階 807号室
(東京都千代田区一ツ橋2−6−2)
参加費 500円(高校生以下無料)
詳細は、http://www.cc-forum.org/
2011年12月16日(金)
お知らせ@ 12月7日の集会「女たちの抗議集会」(正式名称:田中前沖縄防衛局長の暴言を許さず、辺野古新基地の押しつけにノーを! 女たちの抗議集会」)での真喜志好一さん(沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団)の報告が、YOU
TUBEにアップされています。
アセス監視団@12・07女性集会「http://youtu.be/WbSY8gOFcwM」
お知らせA世織書房グループの「珈琲工場&百屋」に姉妹店、カフェ「注文の多い珈琲店 DOTTETE(ドツテテ)」が9月にオープンしました。場所は、横浜市青葉区藤が丘駅前にあるオーガニック・スーパー「マザーズ」店内です。そのカフェスペースで今日から来年の1月15日まで、企画展「天空の織人・紡人・縫人、そして陶人」を開催しております(1月1〜4日はお休み)。松本の陶人形作家の平形牧男さん、ボリビア&ペルーでものづくりをするPUENTE、横浜・鴨居で裂織や刺繍の品々をつくられている織人、そして雑貨・バッグ等を手作りする横浜・旭区の旭児童ホームの作品を、20席弱の小さなカフェですが盛り盛り展示をしています。機会がありましたら、是非、是非、お越しくださいませ。ご案内ページへ
2011年7月7日 七夕
『風俗壊乱』が、週刊ポスト7月15日号の書評で紹介されました(評者:井上章一氏「当局の圧力に対するさばき方から感じとる「作家の個性」」)。
2011年6月21日
新刊が、各誌(紙)で話題です。HP上に書評のコーナーをつくりました(もうすこし手を加えたいと思っていますが・・・)ご覧下さい。また、ご希望の書籍がお近くの書店やウエブで手に入らないとお困りの方→「ご注文について」をご覧下さい。
2011年6月13日
新刊『風俗壊乱』の書評が二紙で掲載されました!
↓ ↓ ↓
◆日本経済新聞 2011年6月13日付 「読書」欄
[評者]石原千秋(早稲田大学教授)
■「検閲」を軸にした近代文学史
書名を見るとかなり政治的に偏向した告発本のように思ってしまうが、読んでみると、検閲を座標軸として書かれたすぐれた近代文学史になっていることがわかる。
近代日本の検閲は明治20年頃から本格化するが、明治期の検閲はかなり恣意的だった。しかし、結果としてはこの恣意的な検閲こそが権力の顕在化には有効だったはずである。「いつどんな理由で発禁になるかもしれない」という恐怖が内面化されるからだ。
それが次第に明確な輪郭を見せはじめる契機を、ルービンは自然主義文学による「風俗」に関する検閲の強化と、大逆事件による政治的な検閲の強化に見ている。前者においては、夏目漱石を小栗風葉と対比させて記述し、漱石には「最も広い意味での、小説の政治的意味合いの入念な把握」があったが、風葉は自然主義に追随しながら果たせず、通俗作家となったと言う。こういった記述が、この本を文学史に仕立て上げている。後者においては、大逆事件の弁護を担った平出修に対して森鴎外が与えた示唆について触れている。これは鴎外が権力の内部にいたからこそできたものだ。
大逆事件に関しては、それに抗議した徳富蘆花『謀反論』が有名だが(若き日の芥川龍之介がこの講演に触発されたという説もある)、このあたりから文学者の、現代で言えば「表現の自由」からの後退が目立ちはじめる。その中で谷崎潤一郎はしばしば「当局」から警告を受けていたにもかかわらず、作風を変えなかった数少ない文学者として特筆されている。
しかし、昭和17年の大日本文学報国会の設立によって、文学者自らの手によって検閲が制度化され、戦争の協力の一翼を担わせられることになる。この時代になると谷崎潤一郎の『細雪』さえ時局に合わぬ不健全な小説として連載中止に追い込まれてしまう。この本は、常に発禁や伏字と隣り合わせで活動しなければならなかった文学者たちを記述した人間論ともなっていて、そこがまた魅力的だ。
◆東京新聞 2011年5月29日付 「読書」欄
[評者]紅野 謙介(日本大教授)
■統制との闘いから見る文学
著者はいまや村上春樹の翻訳者として名高い。春樹が世界的に読まれるようになった要因のひとつにルービン氏によるみごとな英訳があげられる。しかし、ルービン氏は日本の近代文学の成立を検閲制度との闘いのなかに見いだした研究者でもあった。その画期的な成果が本書である。原書の出版は一九八四年。今から二十七年も前である。
発禁本の調査と研究はそれまで文学の批評や研究では左翼的立場によるか、好事家の趣味として受けとめられていた。もちろん政治史やジャーナリズム研究で言論や表現の自由をめぐる研究成果はあったが、それらと文学研究のあいだには日本では大きな乖離(かいり)があったのである。若き日の著者はそこに疑問を抱いた。それこそが日本の近代文学の歴史をふりかえる重要な視座ではないのか。
ここから果敢なルービン氏の闘いが始まる。著者の導きの糸となったのは、夏目漱石の博士号辞退や文芸院問題に関する発言があった。これはいったいどういう背景のもとに出てきたのか。著者は言論統制をめぐる歴史研究を追いかけながら、その観点を文学研究に接続した啄木研究者・今井泰子の発言に出会い、日本文学研究のミッシングリンクを探る旅に出た。
文学研究者がともすれば文学だけを対象とするのに、著者は文学の置かれている場所に注目し、そこで文学が法や制度、政治とどのような交錯を重ねたかを追究する。江戸後期の言論統制から明治期における検閲制度の成立、文学がそのなかで「風俗壊乱」として抵触していく経緯、個々の文学者たちの遭遇するさまざまな事件、そして抵抗の種々相をみごとに本書は描き出す。
和田利夫『明治文芸院始末記』と並ぶ大きな成果がようやく日本語で読めるようになったことを喜ぶとともに、きっかけをつくった訳者のひとり今井泰子氏の死が惜しまれる。もっと早く刊行されるべき書物であった。
2011年5月18日
大変大変遅くなりましたが、3月〜4月の新刊をアップしました。
本日、書店注文等で『いま、なぜ、自治・分権なのか――阪神大震災
から自治体外交まで』(松下圭一著、国民文化会議編、1995年)の書籍
が動いています。16年前の本なので、ネット書店では「売切れ」の表示の
ところもありますが、まだ在庫あります。お近くの書店、またお急ぎの
方は(送料かかりますが)小社までご連絡ください。
また、「世織書房について」という小社のご案内の頁もつくりました。
お店の情報(珈琲工場&百屋)などはまだ盛り込めておりませんが、
少しずつ更新していきます。
2011年1月14日
大変遅くなりましたが、ホームページを更新しました。春から縁起の良い
お知らせが届いて、静かに燃えている世織書房です。本年もどうぞ、
宜しくおねがいいたします。
2010年7月28日
ながらくお待たせいたしました。『教師というアポリア』(佐藤学著)の重版が
出来上がりました。
『朝鮮民主主義人民共和国と中華人民共和国』を発売いたしました。
トップページへは近日中にアップします。ご注文お待ちしております。
平岩俊司著 A5判・上製・416頁
価格4200円(本体4000円)
2010年4月20日
「近刊・重版 案内」のページを更新いたしました。いよいよ春本番!
続々と、新刊が出る予定です。
2010年4月15日
ホームページの新刊案内を更新しました!
2010年2月17日
『詩集 種を播く人』が農業共済新聞(2月10日)の「新刊紹介」で掲載されました。
――著者は有機農業に取り組む傍ら、農村詩人として活動。「種を播く人」「村の名
前」「イネとは命の根なり」など18作品を掲載した」17年ぶりの第三詩集――(記事より)
果樹園の芳しい香りや、大地をなでる風、鳥たちの羽音など、“いのちのざわめき”を
身体で感じられる詩集ですが、詩をお読みになられましたあと、ご注目いただきたい
のが表紙です。じつは本文を読むとわかる“仕掛け”があります。それはタイトル文字
のキラキラと光る青色(写真ではわかりづらいですが・・・)。なぜ青なのか。ちゃんと理
由があるんですよ! 著者の第二詩集『果てしない気圏の夢をはらみ』もおすすめで
す。この機会にあわせてご覧ください。
2010年2月5日
先月末、都内で開催された2009年JRA賞の受賞式で立川先生(『文明開化に馬
券は舞う』)が馬事文化賞を受賞されました。その表彰状とトロフィーの写真を頂
きました(下記写真)。軽やかな馬蹄の音が聴こえてきそうな素敵なブロンズ像です。
あらためておめでとうございます。
2010年2月1日
先週土曜日に発売された「図書新聞(2952号)」の一面で、
『沖縄戦、米軍占領史を学びなおす』の書評が掲載されました。
(図書新聞HP)評者は、鹿野政直氏です。
****
いまだ銃口が向けられる沖縄―『沖縄戦、米軍占領史を学びなおす』を読む
時事問題に深く関わりながら、それと折り重なるように、沖縄を軸とする近現
代思想史を探究してきた著者の、最初の論文集である。「沖縄戦、米軍占領
史を」と括ったところに、両者を繋がれた主題とする主張が込められている。
T「沖縄戦を学びなおす」、U「米軍占領史を学びなおす」の二部から成り、前
者に九篇、後者に四篇、計十三篇の論考を収める。
年表風にいえば、沖縄戦は一九四五年三月から六月(あるいは九月)まで、
米軍占領は沖縄戦につづき一九七二年五月までとなる。しかもそれらのもつ語
感は、いまなお、いや昨今ではいっそう、なまなましい。と同時に歳月はそれらの
言葉を、語られてきたことの宿命として、否応なくパターン化してもきた。そのなか
で沖縄戦や米軍占領の体験をいかに受け継いでゆくか、さらにいかにあらたな境
域へ高めうるか。「戦後世代」として、著者はそういう課題をみずからに背負わせる。
「問いなおす」としてもよい表題を「学びなおす」としたところに、“引き受けねばなら
ない”とする著者の責務感が如実に表れている。…………(書評から一部抜粋)
2010年1月28日
読売新聞1月26日夕刊の一面、「よみうり寸評」に弊社刊行の『文明開化に
馬券は舞う』が紹介されました。――競馬を通して日本の近代を読み解く異
色の労作――と記事中でご紹介いただいてます。先日、2009年JRA賞馬事
文化賞を受賞した作品です。幕末から鹿鳴館時代までの日本競馬の蹄蹟が
全778ページ(厚さ、4センチ2ミリ!)に刻まれております。この機会に是非、
ご覧下さい。
2010年1月21日
はじめまして、今月から世織書房で働いております門松です。
このホームページの管理をすることになりました。
少しずつ更新していきます。よろしくお願いします!
2008年 3月17日(月)〜22日(土)
少しずつ春めいてきました今日この頃です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度、セオリグループ(世織書房、珈琲工場&百屋、プエンテ)は
下記のようなイベントを企画しております。
セオリグループが提案する社会のあり方を実践している仲間たちとの
発表の場となります。
どうぞこの機会に体験にいらしていただければ
幸いです。
世織書房の書籍も並べます。
お待ちしております。
++++++++++++++++++++
世・織・展 しなやかな つながり
いつの世も不規則な円の結びへ
2008.3.17(月)-22(土)
++++++++++++++++++++
世織書房は本を作るだけではありません。
弥生の六日間、しなやかにつながっている仲間たちと集い、
まとうもの・めでるもの・たべるもの・よむもの
を支度しました。
<つくり手−使う人たち>に生命(いのち)のつながりを
手渡していきたいと思います。
ぜひお越し下さい。
3月17日(月)
14:00〜18:30
3月18日(火)〜 21日(金)
10:30〜18:30
3月22日(土)
12:00〜16:30
場所:ギャラリーかれん
神奈川県横浜市港北区大倉山1-11-4
TEL:045-543-3577
地図はこちら
大倉山駅から徒歩3分
参加団体:
ポンナレット・カンボジアのスカーフ
ネパリバザーロ・ネパールの衣、雑貨
創作家具安藤和夫・一輪挿し
PUENTE・ボリビア・ペルーの手づくり雑貨
信楽青年寮・陶器
ぐらするーつ・チョコレート
白根学園・クッキー
セサミ香房・クッキー
地域作業所カプカプ・クッキー、絵
珈琲工場&百屋・珈琲、紅茶
世織書房・書籍
他・・・
お問合せは世織書房まで
TEL:045-317-3176
2007年
10月6日 土曜日・10月8日日曜日 晴れ
稲刈り
さあ、いよいよ稲刈りです。予想以上にちゃんと実ってくれて嬉しいのなんのって。
先週末は、霧雨のなか、十日市場の田んぼの稲刈りを強行。今週末は下川井の田んぼの稲刈りです。
私は日曜日のみ参加しましたが、4分の3が昨日すでに刈り取られすみ。朝わりと早く到着したので、
今回はちゃんと働けました!刈り取った稲をある一定の束に束ねるのがまた一苦労。ゆるく結ぶと稲を干すときに、
くずれてしまうのです。私はもっぱら鎌でザクザク刈る専門。全部かりとって、束にしたら1時半。 ひえーお腹すきました。
お昼を美味しくいただいて(原田さん手作りお昼ごはんありがとうございました美味しかったです。)、
午後稲をすべて干しかけ終わり、アンチ雀対策のネットを張って終了!!!!
日差しがつよかったため、今日はつかれました〜。帰りは温泉で体を癒し、夜は、ばたんきゅーで眠りにつきました。
↑こちらは十日市場 | ↑こちらが下川井の田んぼ |
下川井の田んぼは完全?無農薬、無化学肥料。それでもちゃんと実がそこそこついています。
来年は、ちゃんと土の改良から始める予定?。
稲刈りの途中に発見!刈り取る稲の束のすぐよこに、先に落ちてしまったもみから発芽が。 一列に発芽。かわいいです。 |
脱穀作業を経て、収穫祭です。いつかな? お米の食べ比べがいまから楽しみです。
9月1日 日曜日 曇り
草取りを数回追え、今日は実ってきた田んぼに、防鳥対策のネットをはる日です。
朝ゆっくり起き、都内某所から下川井の田んぼにかけつけたころには、作業がすべて終了していました。(がっかり)
お昼だけちゃっかりいただいてきてしまいました。
驚いたのは、その実りっぷり。私は田植え以来、ちっとも参加できずにいたので、あっという間に実ってしまった田んぼをみてじーんと感動。 肥料もあげてないのによくここまで育ったなー。えらいえらい。
イナゴもいました!わかりますか?? きれいなバッタ君です。美味しいそうで。
さああとは収穫ですね!あと1か月、天候が無事もってくれますように。(お)
2007年6月30日土曜日 晴れのちくもり
今年初めての「草取り日」、田植え初体験の私は一体どんな「草取り」になるのか・・
(庭の草むしりならやったことあるけど)わくわく、どきどきしながら出かけました(うそ)。
この蒸し暑い極みである時期に、年頃の娘が長袖着て、手ぬぐい頭に巻きつけて、勇敢にも長靴下のまま、どろどろの田んぼに浸り、1日中腰を曲げた体勢で、愛しい米の発育を妨げる雑草めを抜きに、奮闘する姿・・・
これぞこれからの日本を担っていくにフサワシイ若者の姿ではありませんか!!
(・・・と自画自賛しないことにはやってられない)
なーんていいながらも、なんでも初めてやることは面白い。
31年間米を食べて生きてきて、初めて田んぼの雑草を抜く。
農家の人に感謝!と思いきや、最近は除草剤やなんだで、雑草生えないとか。
でもこの田んぼは無農薬!なので、雑草が生えます。
抜かないと、今年の秋に泣くことになる。
「これをやるのと、やらないのとじゃあぜんぜん違うんだ!」と力説するI氏も
いつもよりよく働いている。 それもそのはず、だって人手が足りないんだもん。
雑草の多くはセリで、「これがおいしいんだ!」とまた力説するI氏にただの雑草抜きも、今夜の食卓に並ぶと思うとやりがいがでてくる。
春の七草なんだとか。 勉強になります。
ひととおり終わって、お茶を飲みながら、うれしそうに風になびく稲を眺めているとなんとカエルの大合唱が聞こえてきた! ほんとに、「げこげこ、げこげこ・・・」って。
この大合唱に感動していたのは私だけのようだったけど、雑草抜いてるときには聞こえなかったのに、まるでカエルが「掃除してくれてありがとう」と言っているような気になったのは私だけか・・・
午後は前回と同じ場所へ車で移動。
午前中の田んぼより圧倒的に雑草が少ない。
ここの土が昔は農薬を使っていたことと関係があるのか・・
または近所で撒かれる除草剤の影響か・・
理由は定かではないが、仕事が楽になって内心ほっとした。
それでもとりあえずひととおり田んぼに入ってお手入れ。
同じ田んぼのように見えて、土や水の匂いも微妙に違う。
水の量の調節とか、いろいろとあるらしい。
虫は思ったより少なかった(というか、気づかないことにしてがんばった)
田んぼに入ると、少し度胸がでてきて、ちょっとした虫など平気になる
これって一種のカタルシス・・・?ちがうか。
ともかくこの田植えは私にとって、健全たる1日(!?)を過ごすことができて
そして秋にはお米も分けてもらえるという、とってもおいしい話です。
おまけに、今回は引き抜いたセリを食べきれないほど持ち帰り、
泥を落とすのと、根っこを切るのに多少手間はかかったけれど
湯がいて、鰹節としょうゆでおいしーーくいただきました。
雑草さまさま。
両手いっぱいのセリを持ち帰る我々をみて地元のお兄さんは「ヒルが卵を産み付けてるからここら辺の人は食べないんだよ」と親切に教えてくれたが、今度会った時には胸はって自慢しよう。
(あっそう、とか言われそうだけど) (T.M.)
6月3日(日)
今年もやってきました!田植えシーズン到来です。(ってちょと遅い?)私などのにわか田植え者は、参加することに意義がある!ということで、代掻きなどは社長はじめ男集が事前にととのえてくれておいたところに、ひょっと参戦。なぜかにわかがそろい、総勢20人で植えました。
今年は田んぼが2箇所になったということで、午前中、中山(十日市場)、午後はさらに車で20分。神奈川県横浜市の某所へまいったのでありました。中山街道で車がびゅんびゅん走っているその端のはずなのに、一歩道路からはずれるととてものどかな田園風景が広がっていたのでした。うまーく街道が隠れる形で。。田んぼにつくと、テントをはってお昼ごはん。ちびっこ参戦で炊き出しのお弁当おいしかったです。A氏はドジョウをすくってみせてくれました。水がきれいなんで(しょうか)。ここの田んぼは土が黒い。中山の田んぼの泥の色とぜんぜん違いました。
小学生たちは、早々に田植えに飽きてしまって、「田んぼあぜみちじゃんけん鬼ごっこ」ゲーム?をあみだし、走る走る。ほそーいあぜみちを走る。じゃまでもあり、心配でもあり、ほほえましくもある。そのうち、泥だらけになって、もうふっきれたのか、田んぼダイブをはじめた子どもも。。まさに泥ん子なのでした。子どもたちってこうやって土(泥)の上で走り回れるんだなあ。場所があれば。。横浜市って奥が深いです。
今年もみごとな植えっぷり!A氏にはあきれられてしまったほどです。これから、草取りの日々がはじまります。(って都内在住の私めは、ほとんど参加できないことでしょう。いやいや、できるだけ参加します。おいしいとこどりと言われぬように。)では、横浜のみなさん!素人田んぼでどこまで行けるか頑張りましょう!秋には今年も美味しい収穫祭を迎えられますように。 (世織サポーター・O.) |
3月25日
突然ですが、
水俣に産廃処分場?とんでもない!全国の声
に世織書房も賛同し、皆様に下記の通り呼びかけます。
●水俣産廃処分場アセスに全国から意見書を出しましょう!!
水俣の産廃最終処分場問題が、重要局面、業者のアセスメント第二文書=「準備書」681+126pの広告縦覧が開始されました。処分場反対の新市長に代わってもなお建設計画を諦めない業者に対し、水俣では市民1万通以上の「意見書(事業や環境影響自己評価への反論)」を提出の方向ですが、「意見書」は水俣市民以外でも提出できます。
9月に予定される県知事のアセス最終意見にむけて、全国の声が必要です。ついては、市の産廃対策室に仲介を託す「意見書」を、ぜひともお送り頂けないでしょうか。
「水俣市役所」のホームページ内には、メールで書けるフォーマットもあります。
こちらからもメールでの意見書が送れます。
http://www.soshisha.org/topics/sanpai/ikensho.htm
下記も意見書のフォーマットです。宜しければお使い下さい。
+++++++
宛先:
〒867-0011
熊本県水俣市陣内1-1-1
水俣市役所 産廃対策室 御中
熊本県環境影響評価条例第17条に基づき、意見を述べます。提出を宜しくお願いします。
IWD 東亜熊本最終処分場事業 環境影響評価準備書に対する 意見書
IWD東亜熊本社長 小林景子殿
日本国憲法25条は、すべての国民に対して健康で文化的な最低限の生活を保障しており、その観点に立てば、地域にも最低限の環境保全が保障されて然るべきです。故に、未曾有のメチル水銀保線を抱えて今も呻吟する水俣に新たな環境負荷を持ち込む産廃処分場は、計画自体が憲法に背き公序良俗に反すると言わねばなりません。
また、貴社のアセスメント準備書は、限定的な範囲でしか環境影響を考えておらず、例えば湾底からの湧出水がプランクトンの豊かさを生んでいる水俣湾について一顧だにしていません。処理水が国の排水基準内であろうと上水道水源としては使えなくなることも致命的です。
水俣はいま、貴社の計画によって、更なる廃棄物の墓場になるか水俣病の教訓とリサイクル実績を活かした環境都市になるかの岐路に立っています。貴社が環境と人の生活を本当に大切に考えるなら、一刻も早く当計画を断念すべきです。その見識によってしか貴社や親会社への社会的信用が回復しないことを、地元はもとより、日本列島津々浦々からの警鐘として伝えます。
住所
氏名
以上
+++++++
2月23日
気が付けば、もう1ヶ月日記が空いてしまいました。。。。
さて、
今日はうれしいおしらせが二つあります。
その一
「水俣病誌」川本輝夫=著が
第28回熊日出版文化賞に選ばれました。
その二
今月25日にNHKBS2の番組「週刊ブックレビュー」で、
「沖縄/地を読む 時を見る」目取真俊=著が紹介されます。
綿井健陽さんが推薦してくれるとのこと。
番組が楽しみです!皆さんお時間あれば見てくださいね。
放送時間:
朝 8:00〜8:54
深夜0:00〜0:54
著者の目取真俊先生にもお知らせしなければ!
(お)
1月22日
「沖縄/地を読む 時を見る」目取真俊=著
が、1/21(日)の琉球新報の書評に載りました!
広島修道大学教授の野村浩也先生が書評をしてくれています。
以下転載します。(お)
****************
優れた小説家は、優れた社会分析家であり、書くことを通じて責任としての抵抗を実践
する。このことを、わたしは、グギ・ワ・ジオンゴ、アリス・ウォーカー、ジョージ・オーウェル
らの著作から学んできた。人間存在の根本に迫る小説表現ほどジャンルを超えた社会性
と批判力を兼ね備えているものだが、そもそも表現とは社会的な闘いにほかならない。
本書を読み終えて、あらためてそう実感している。
本書は、目取真俊の三作目の評論集であり、9・11以降に新聞や雑誌に発表した
九十本近くにのぼる社会時評が収録されている。それぞれの論考は短文ながらその状況
分析はきわめて鋭くかつ新しい。また、二〇〇一年から二〇〇六年に書かれた文章が発
表年月順に配列され、その時期に問題となった重要なテーマが論じられている。そのため、
戦争とともに幕を開けた二十一世紀が沖縄人にとってより困難な時代へと日々変化してき
たことが時系列的に理解しうる構成となっている。その点、沖縄現代史の業績としても高く
評価しうるものといえよう。
さて、目取真は本書で「沖縄に基地をおいているのは沖縄人の選択ではなく、日本人全
体の意志なのだ。そこにおいて起こる事故や事件は、米軍や日本政府だけでなく、日本人
一人ひとり
に責任がある」と的確に分析し、日本人に責任の自覚を促している。だが、その
的確さゆえに
日本人の多くが耳をふさぐか逆ギレすることうけあいだ。
それでも、そんな日本人に抵抗を挑むこと。つまり、日本人という「権力に対して真実を語
る」(E・サイード)責任が沖縄人にはあるのだ。目取真の実践のように、「(沖縄人を)苦しめ
てきたのは誰なのか・・・・日米安保体制の負担を沖縄に押し付けてきた日本人、つまり貴方
たちなのだ」と目の前にいる日本人に真実を語る責任が沖縄人にはある。この責任を
はたすことが、日本人に対して、沖縄人への米軍基地の押しつけをやめさせるための第一
歩となる。
現状ではそれは、日本人への抵抗と同義である。だが、沖縄人にとって、抵抗とは責任
にほかならない。そして本書は、責任としての抵抗の実践の書といえるだろう。
(2007年1月21日(日)琉球新報 掲載)
*****************
1月13日
年明け早々、幸先がいいスタートです!
「植民地期朝鮮の教育とジェンダー」金富子=著
が、女性史賞を受賞しました!
社長が京都での授賞式に著者の方と参加。京都、、、お供したかったです。(お)
1月8日
1年以上のブランクを経て、ぼちぼち、ポツポツと戸部町日記を再開します。(お)
本年もどうぞ宜しくお願いします。
世織グループ一同で恒例の鎌倉・鶴岡八幡宮に初詣。
各々引いたおみくじに一喜一憂し、今年も始まりました。
ちなみに私は「吉」。おみくじに書いてあることに身を引き締められる思いです。
(お)
2005年
6月15日
先ほど、たんぼ隊長から電話があり、「元気のない苗が結構ある」とのこと。
ちゃんと根が張れず、浮いて(?)しまっている模様。
6月5日(たんぼ) 8:30〜12:00 田植え。参加人数は大人7人子ども数人(忘れてしまった)。 自分が植えたところだけちゃんと育たなかったらどうしよう、 といいながらの作業。 これから夏に向け「草取り」という非常につらい作業が待って いるけれど、今は秋への期待だけを…。 ちゃんと育ちますように! 汗をかいたとは、定番となっている綱島温泉へ。 昼間から飲むビールは何であんなに美味しいのでしょう。 |
5月30日
ついに今年も田んぼの季節がやってきました。ここの日記でも、田んぼの状況をお知らせしていきたいと思います。
田植えは6月5日(日)を予定しています。
5月29日(たんぼ) 8:30〜12:00 田植え前の田んぼならしと畦道の草刈 |
5月27日(たんぼ)
7:30〜8:30
肥料まき(キヌヒカリ専用化成肥料)*20k
*チッソ2k、リン酸4k、カリ2k
4月19日
気が付けば2005年です。日記をサボりすぎです。
この春、世織書房は引越しをしました。引越しにあたり多くの方に手伝っていただき、本当にありがとうございました。特に、都内から足繁く通ってくれてOさん!今後も宜しくお願いいたします。いまだ会社はダンボールの山です…。
引越し先は横浜駅東口から徒歩10分ほどの戸部町というところ。国道1号に面しており、窓からはランドマークタワーが見えます。車も人も天王町よりはるかに多い。オフィスが多いのでしょう、お昼時のコンビニには長蛇の列。そんな光景を横目で見つつ、自転車でご近所探索しております。公園と銭湯を探しております。
日記のタイトルも変えました。
9月15日
久々の天王町日記です。
ようやく涼しくなってきました。今年のあの暑い夏をクーラーなしでのりきった世織書房です。何故あそこまで意地になってクーラーを入れなかったのか…。
7月26日
朝方久々に雨が降りました。そのおかげで、出社するときは涼しかったんです…が、数時間でいつものとおり。今日も暑いです。
最近立て続けに、「アマゾンで注文できないのですが…」というお問合せを頂きました。世織書房とアマゾンやヤフーは特に契約を結んでいません。そもそも、どういう仕組みになっているのかよく分かっておりません…すみません。そのためか、実際は在庫があるのにアマゾンやヤフーの持っている在庫がなくなると「在庫なし」と表示されたり、検索に引っかからなくなるようです。ネットで書籍購入というのは確かに便利なんでしょう、が、こういう弊害も出てくるんですね。書店で見つからない場合は、注文して頂ければ、時間は多少かかりますがお手許に届きます。お急ぎの場合は直接世織書房にお問合せ下さい。…と、いう情報をこのページまで辿り着けない方にお伝えしなければ意味がないんですよね…。
7月20日
横浜は暑い毎日です。
先月末、無事珈琲工場&百屋の引越しが終わりました。新店舗は、少し広くて綺麗です。
お近くにおいでの際には是非寄ってください。
日曜日は田んぼで草取りでした。たった2畝の田んぼですが、生えている草の量は周りのどの田んぼよりも多いという。炎天下では眩暈がするような量で、改めて、除草剤の力を知りました。
稲と稗の違いを教えてもらい、草取りに励みましたが、所々、稲も抜いてしまったようなあとが…反省。
6月22日
台風一過、でしょうか。とにかく暑い一日でした。
世織書房では「出雲七福 どくだみ健康茶」を麦茶代わりに飲み始めました。匂いの割に味はきつくなく、飲みやすいです。どくだみ、はと麦、はぶ草、浜茶、豆茶、ウーロン茶、アマチャヅルの七種調合。
6月14日
気がつけば6月です。長い間、日記をサボっておりました。
先月末からお店(珈琲工場&百屋)の引越しに向けて内装工事(ペンキ塗りだけですが)を手伝っています。
「自分たちで出来ることは自分たちで」というスローガン(?)のもと、ペンキ塗りに励んでいるのですが、なにしろど素人集団ですので、慣れた頃にはその日の作業は終了。プロの方が見たら「なんて、効率の悪いやり方なんだ」とつぶやくと思いますが、それでも自分でやってみてはじめてわかることも多いです。そして何よりも楽しい。次の日には腕が痛くなりますが…。
13日(日)は田んぼ。田植えをしました。といっても、私は鳥取に行っていたので不参加。
今年は参加人数が少なくて大変だったようです。ご苦労様でした。
ついでに宣伝。
6月19日(土)に、Lプラザ(かながわ労働プラザ)で教育基本法改悪反対!6・19神奈川集会が行われます。公明党の自民党への歩み寄りがはじまっています。教育基本法が変わることで、何が変わるのか、そして誰が得をするのか…真剣に考えなければならない時です。ふるってご参加を。
4月22日
ボリビア定例会。
4月20日
大変長らくお待たせ致しました。『教育学年報10 教育学の最前線』と『分権と改革 時代の文脈を読む』が刊行となります。
先週は新刊を各15冊持って取次へ。一冊ではそんなに苦にならない重さでも、30冊となると話は別です…翌日筋肉痛(?)に。
土曜日は製本所へ。仕事ついでに、製本の様子を見学させてもらった。
昨日今日はひたすら発送作業。ダンボールの多さに営業にやってきた某電話会社の方が「引越しですか?」と…。
3月30日
4月1日から価格の表示を、税込みの総額表示にしなければならないということで、当HPも変更しました。が、これにより、いったい誰が得をして、損をするのか。こんなこといつ決まったの?とお思いの方も多いのではないでしょうか。気がつかないうちに自分の生活に密着していることが変わっていく…怖いことだと思うのですが。
3月19日
昨日、サッカーのU-23日本代表が、オリンピック出場を決めました。私の部屋には現在テレビがないので、テレビ観戦はしていないのですが(ラジオで少し聞きました)。
好きな選手が試合に出場していないと、代表戦は面白くないと感じるのは私だけでしょうか?と、ラジオを聞きながら(実は百屋で聞いていた)思っていました。
さて、21日(日)は竹山でボリビア報告会+交流会です。社長は総料理長をするそうです。私は卒業式のために新潟に戻るので、参加できず残念です。地元の南魚沼郡は昨日雪が降ったそうで…横浜は桜が咲いたというのに。
3月8日
日記を再開するといいながら、すでに3月も1週間過ぎてしまいました。
今日は社長が髪をばっさり切って来ました。驚きました。個人的には短いほうが似合うのでは?と思っています。
2月26日(木)
天王町日記再開します。
先月末から世織書房で働いている松田と申します。これからもどうぞよろしくお願い致します。
新潟から横浜に引っ越してきたのですが、こちらに来てからというもの、はじめて銭湯やデモや集会に行ったりとなかなか刺激的な毎日です。