目次
1 序章=教師というアポリア <≪中間者≫から≪媒介者≫へ>
Ⅰ 教育の実践的探求へ=教師像の転換
2 「パンドラの箱」を開く <「授業研究」批判>
3 教師の省察と見識 <教職専門性の基礎>
4 教師文化の構造
5 教師教育におけるケース・メソッドの起源 <デューイの「知性的方法」>
6 実践的探求としての教育学 <技術的合理性に対する批判の系譜>
Ⅱ 反省的授業の創造
7 反省的授業 <その実践と表現の様式>
8 教師の実践的な見識を高めるために <授業の臨床研究へ>
9 教師の実践的思考様式に関する研究 <熟練教師と初任教師のモニタリングの比較を中心に>10 授業研究への誘い
Ⅲ アメリカの教師教育改革
11 アメリカの教師教育改革における「専門性」の概念 <二つのリポートと提言の改革の展開>
12 ホームズ・グループ「教職専門開発学校」の展開 <その学校構想と大学との協力関係>
13 教師教育の日米比較 <混迷の構造>
Ⅳ 教師の生活世界へ
14 新任教師の世界 <その希望と現実>
15 「人間主義」教師像の検討<壺井栄『二十四の瞳』を再読する>
16 教師の文化が開かれること
17 言葉の力と出会う日本語教育 <個人的な経験を通して>
18 教師の科学認識と授業スタイル
19 学びの文化とそのディレンマ
20 情報化時代を生きる教師
21 教育危機の中の教職生活
22 あとがき
初出一覧
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