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書 籍 案 内


家族とジェンダー

教育と社会の構成原理



藤田英典=著

定価2730円(本体2600円) 
2003年3月31日発行
ISBN4-906388-99-X
四六判 304頁

      
20世紀第4半期以降にすすむ家族・ジェンダーに関する制度・観念・慣行の脱構築・再構築の中でひきおこされた矛盾・困難をどのように克服・解決していくのか。家庭内暴力、児童虐待、セクシャル・ハラスメント、性同一性障害等々で苦しむ人々の問題現象を追い、価値観やアイデンティティをめぐる、政治的・社会的選択の問題、教育や社会の構成原理に関わる問題に向き合う。1989年より十数年間に著した家族論・ジェンダー論7本の論考を収録。
      
目次


はじめに

家族論
1 家族の現在 ――変貌する家族、<家族>への憧れ

2 家族の変容と子どもの教育

3 近代家族の展開と教育 ――戦後マイホーム主義を中心として

4 社会・家族の変化と幼児

5 ポストモダン社会における家族と青少年

ジェンダー論
6 ジェンダー問題の構造と<女性解放プロジェクト>の課題

7 教育における性差とジェンダー

      
    
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