世 織 書 房 seori-shobo  since1990
み な ま た


水俣病誌*たくさんの反響を頂きましたこちらでご覧になれます
川本輝夫=著
久保田好生・阿部浩・平田三佐子・高倉史朗=編

公式確認から半世紀にいたる水俣病が、2004年最高裁判決が裏付けるとおり未だに終りえないのは何故か。被害地に生まれ闘いの下で生涯を閉じた著者の全軌跡の中にその解がある。
A5判・上製・定価8400円(本体8000円)
 2006.02


絵で見る水俣病 ILLUSTRATED MINAMATA DISEASE  改訂版
(財)水俣病センター相思社=編
「水俣病」とその患者たちの苦しみを刻印する「水俣病歴史考証館」の陳列パネルをもとに、英語、日本語の両方で水俣病の全体像を紹介。豊富な写真・図表付。
B5判・並製・定価2100円(本体2000円)
 2006.06


呼吸する原っぱ
森永都子+芥川仁=著
森永都子による物語「二級魔女ゆららの散歩道」と芥川仁による写真「UNDER A BREATH」
A5判・並製・定価1050円(本体1000円)
 2004.07


我は雨もいとわず段草を切る 水俣病を生きた不知火海一漁師の日記
最首 悟+山之内萩子=編
森千代喜。明治43年6月21日生まれ。平成3年3月10日没。水俣病であってはならず、水俣病であっても一日として仕事を休むわけには行かない。ついに水俣病と認められなかった天草御所浦島の一漁師の17年間の生活日誌。不知火を知る第一級の史料。
四六判・上製・定価5250円(本体5000円)
 1997.01


常世の舟を漕ぎて 水俣病私史
緒方正人=語り、辻 信一=構成
未認定患者として長く運動の先頭に立っていた著者が、水俣の問題は「敵」「見方」を分けることではなく、高度成長期の日本で、自分も享受していた「豊かな生活」を巡る保守化こそが、問題の本質なのだ、という気づきを経て新たな「命の再生」の運動の創造へ向かってゆく、現在進行形の語りの書。
四六判・上製・定価2100円(本体2000円)
 1996.04


あやとりの記
石牟礼道子=著
南九州を舞台に、幼い少女と、かつてはどこの村にもひっそりと暮らしていた、「神様」のようなおばあさんやおじいさん、気の優しい大男や動物たちと会話する風のような女たちが登場。著者の自伝的要素の強い、懐かしいにおいのするファンタジー。
四六判・上製・定価3045円(本体2900円)
 1995.12


裁かれるのは誰か  現在品切れ
原田正純=著       水俣、土呂久、三井三池など、日本の公害災害現場の最前線でつぶさに患者たちの苦しみを見守り続けてきた医師が、いたずらに苦しみを引き延ばし、あわよくばなきものにしようとしてきた、行政、専門家の罪を問う。
四六判・上製・定価2415円(本体2300円)
 1995.10


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