書 籍 案 内 |
息の人間学
齋藤 孝(さいとう たかし)=著
定価2730円(本体2600円)
2003年3月10日発行
ISBN978-4-906388-98-1
四六判 326頁 |
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「息づかい」の意味とは何か!
息は他と自己の関係の仕方の歴史的累積であり、「あいだ」としての人間存在の仕方を端的に示す現象であり、その在り方はまさに生き方そのものである。
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目次
第1章 世界と自己tの関係としての息
1 息の基本的諸相の意味の記述
2 代表的「息づかい」の意味の記述
3 息の潔さと世界にふれること
第2章 他者と自己との関係としての息
1 他者の息と自己の息との出合い
2 「息が合う」と「息を合わせる」
3 息と「間」
4 「ふれる」ことと息
5 息とスタイル
6 息と肉
第3章 自己と自己との関係としての息
1 「息を感じる」ことと自己の存在感
2 「息をつくる」ことと自己の形成
3 息づかいによる<積極的受動性>の技化
4 自己自身との安定した関係
5 まとめ
付 論 息の社会学
1 身体と息
2 <一方向的視線の原理>対<息の原理>
3 研究スタイル
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