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『源氏物語』と騎士道物語

王妃との愛


千種キムラ・スティーブン
(ちぐさ・きむら・すてぃーぶん)=著

定価3150円(本体3000円) 
2008年11月17日発行
ISBN978-4-902163-40-7
四六判 316頁
      
世界で最も革新的な姦通文学!
西欧中世の騎士道物語との比較や中国の統治理念にもとづく天皇制批判などの分析を通じ『源氏物語』の政治性を浮き彫りにする。

      
目次



第1章 姦通文学の系譜―王妃との愛
 1 王妃との姦通
 2 トリスタンとイズーの物語
 3 アーサー王をめぐる二つの姦通
 4 ランスロット卿と王妃グネヴィアの愛

第2章 『源氏物語』と姦通――源氏と藤壺
 はじめに
 1 「桐壺」巻の意味
 2 予言の成就
 3 准太上天皇への道 
 4 皇統と冷泉帝

第3章 源氏と柏木・女三宮の姦通
 
はじめに
 1 源氏の驕りと誤算
 2 柏木(衛門督)
 3 柏木と女三宮の悲劇

第4章 『源氏物語』の革新性
 1 姦通文学の政治学
 2 源氏物語における男児の誕生
 3 日本の姦通罪の歴史
 4 『源氏物語』に表明された姦通観

第5章 『源氏物語』は奇蹟か?
 1 姦通文学と検問
 2 宮廷文化と王妃との愛
 3 中世ヨーロッパの女性の文学活動と「雅びの愛」
 4 紫式部と女性の文学的才能の開花
 
 終わりに

      
    
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