書 籍 案 内 |
教育のために 理論的応答
田原宏人/大田直子=編
定価3150円(本体3000円)
2007年5月1日発行
ISBN978-4-902163-30-8
四六判 264頁 |
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「時代」から「新しい問題」を汲みとろうと自覚的であった黒崎勲の議論をキューに、教育行政学のみならず多様な分野からの執筆者が「教育のため」に理論的応答を試みる。各論とも独自のアプローチによりオリジナルな問題を構成。時代のオリジナリティを追求した教育理論論集。
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目次
Ⅰ 教育の別のかたち
1 田原宏人 序
2 高野良一 チャータースクールの可能性の中心 ―現代の法人ボランタリズム
3 小玉重夫 学校選択と政治概念の転換
Ⅱ 教育における平等の条件
4 前原健二 ドイツにおける「機会均等」の教育制度論
5 田原宏人 子育ての自由の平等と福利追求の自由の不平等
Ⅲ 教育法学の展望
6 足立英郎 教育学・教育改革の進展と教育法学の課題
7 横田守弘 学校選択と教育権論
Ⅳ 着想と方法と
8 田原宏人 教育の制度的条件としての「信頼」 ―黒崎勲版学校選択論の一つの読み方
9 大田直子 黒崎勲教育行政=制度論の意義
10 苅谷剛彦 『大衆教育社会のゆくえ』以後 ―10年後のリプライ
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