書 籍 案 内 |
意味が躍動する生とは何か
遊ぶ子どもの人間学
矢野智司(やの さとじ)=著
定価1575円(本体1500円)
2006年6月23日発行
ISBN4-902163-25-X
四六判 上製 156頁
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コミュニケーション論を縦糸・生命論を横糸に「遊ぶ子ども」の在り方の不思議を織り成す。
遊んでいる子どものあの比類ない喜びや楽しさはどこから来るのだろうか?エコロジカルな感覚を生きる子どものその不思議。 文学作品の数々に「遊ぶ子ども」をみいだし意味が躍動する生を問う人間学。
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目次
はじめに
遊戯論 1 子どもが遊ぶとき
1 遊べない・遊ばない子どもという問い
2 遊べない・遊ばない人間の文学
3 遊びを生みだす条件
4 コミュニケーションの病理と遊びの学習
5 複数のコンテクストを横断する子ども
6 子ども問うことの意味
生命論 2 子どもが生命にふれるとき
1 子どもはなぜものを愛するのか
2 生命にふれるミメーシスの生態学
3 ミメーシス・反復・創造性
4 ミメーシスにもとづく教育学
創造論 3 子どもが創造するとき
1 創造的瞬間をどのようにとらえるか
2 事物と一体化する子ども
3 事物を見立てる子ども
4 事物のふりをする子ども
5 遊びの反復がもつ創造性
付論 子どもの時間に生きる教育思想
関係論 4 子どもという不思議に出会うとき
成長論 5 子どもが世界を深めるとき
関係論 6 子どもと世界に溶けるとき |
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