書 籍 案 内 |
壁の遊び人=左官・久住章の仕事
久住章(くすみ・あきら)=語り
定価1890円(本体1800円)
2004年12月15日発行
ISBN4-902163-13-6
四六判 220頁
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土を練り鏝一つで壁を仕上げる。身体と道具が溶け合った左官・久住章の一振りの流れにその姿を果てしなく写し続ける土の面。閃きと業のカオス。カリスマ左官と呼ばれ続ける久住章の鏝が語る。 |
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目次
1 菓子問屋の見習いから左官の道へ
1 自由放任の子供時代 /2 “遊び人”の家系 /3 神戸の菓子問屋へ /4 淡路で左官となる
2 新しい技術への挑戦
1 交通事故に遭う /2 漆喰のウエディングケーキ /3 白漆喰の磨き /4 京都へ修行に行く /5 漆喰の黒磨きで悪戦苦闘 /6 土蔵を手がける /7 原田進の弟子入り
3 アーヘン工科大学の講師となる
1 転機の訪れ /2 アーヘン工科大学へ /3 イタリア式漆喰の話 /4 世界の土蔵を求めて
4 土佐漆喰を駆使した徳田邸
1 土佐漆喰との出会い /2 徳田邸の話が始まる /3 徳田邸の左官工事 /4 塗り壁シンポジウムの開催
5 拡大する工事
1 東大和の老人ホーム /2 巣鴨の篠塚ビル /3 藤沢の湘南台文化センター /4 白浜のホテル川久 /5 淡路のゲストハウス /6 帯広の十勝ビール /7 那須の歴史探訪館 /8 山口の大仏殿 /9 青森県立美術館
6 左官という仕事
1 左官になるためには /2 息子のこと・弟子のこと /3 土と石灰の話 /4 磨き大津の研究会 /5 僕の仕事の仕方 /6 現在の住宅造り /7 新しい試み
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